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【TYPE04】死者の書




語り手:プラチナ(女)

主人公:ルビー(女)

囮の敵:ターコイズ(男)

本当の敵:ラピスラズリ(女)




◆この物語は、語り手プラチナによって語られる。

プラチナとルビーは、コーラル王国の王立魔道研究所に属する召喚師だ。
ルビーは、所長のラピスラズリを尊敬し、目標にしている。
魔道研究所と騎士団とは仲が悪く、特に騎士団長のターコイズは、
召喚師のラピスラズリを目の敵にしている。

早くに両親を亡くし、施設で育てられていたルビーは、魔力の高さを買われ、
ラピスラズリによって魔道研究所にスカウトされた。
その為、ルビーはラピスラズリの為ならどんなことでもすると、心に決めていた。

「死者の書」を解読し、所長の名声を高めることを喜びとしている。

「死者の書」を解読することに熱中する余り、
お腹がすいて動けなくなったところをプラチナに発見されたり、

ラピスラズリの誕生日に、召喚道具の獣骨をプレゼントするも、
「スープのだし」と間違われて食堂でスープにされ、
所員からブーイングを受けたり、

ラピスラズリを批判した所員のお茶に、塩を入れているところを
見つかり怒られるも、逆に食って掛かって喧嘩になるほどだ。

「死者の書」は、古代語で書かれた魔術書で、
手にした者は無限の知識を得ると言われている。
その解読を担当しているのがルビーであった。


「死者の書」の解読はほぼ終わり、残すは最終章だけとなっている。
そんな時、何者かによって、魔道研究所から「死者の書」が奪われた!

「死者の書」の管理責任を問われ、ラピスラズリの査問会が開かれることになる。
このままでは、ラピスラズリは所長職を追われてしまう。

失ったものを取り戻すためにルビーは立ち上がる。

ルビーは、ターコイズを敵だと思い込んで追い詰める。

騎士団長のターコイズは、召喚師であるラピスラズリを、事あるごとに批判していた。
ターコイズが、ラピスラズリを追い落とす為、「死者の書」を奪ったのだと考えた。

ルビーはプラチナとともに、「死者の書」を探す。

ところが、ターコイズは敵ではなかったのだ!

そして、本当の敵ラピスラズリが姿を現わす。
ラピスラズリは、魔道研究所に巣食う
「もう1つの存在」だった!

ラピスラズリは、
「愛されたい」という欲求を満たす為、
魔道研究所の組織を操って、
「死者の書」を奪ったのだ。

「死者の書」の最終章には、死者を復活させる方法が載っており、
ラピスラズリは、早くに亡くした夫を、生き返らせようとしていた。
その為には、魔力の高い人間の生贄が必要で、魔道研究所を作って魔術師や召喚
師を集め、
「死者の書」の解読を進めると同時に、生贄になる人材を探していたのだ。
ルビーをスカウトしたのも、魔力の高さに目をつけ、生贄にするためだった。

しかしルビーは、ラピスラズリの企みを、所員全員にばらしてしまう。
ラピスラズリから「死者の書」を奪い返し、焼き捨ててしまった。

ラピスラズリと対決したルビーは、「死者の書」の知識を使い、苦労の末倒す。
だが、ルビーはラピスラズリの呪いによって、赤子に戻されてしまう。

「死者の書」はルビーの手で焼かれ、その内容を把握していたルビーが赤子に戻
された為、
「死者の書」は、永遠に失われてしまった。

ルビーは、子供のいないターコイズ夫婦に引き取られる。