短編の達人から学ぶ
ストーリー構成技術講座

 
※この講座は、2011年~2012年発行の有料メルマガ『書く前に読め!』の中で配信した動画セミナーを、スマホでもPCでも受講できる7週間の短期講座として復刻したものです。

面白い物語がイメージできないあなたへ

 
「物語創作の勉強をしているのだが、学べば学ぶほど何をどうしていいか分からなくなった」
 
 「私のような初心者でも分かりやすい、学んでいて楽しい教材がほしい」
 
「ラブサスペンスが書きたいのだが、ラブストーリーとサスペンスを同時に進行するための効果的な方法論が知りたい」
 
「ストーリー創作の本といえば、抽象的な精神論ばかりで、結局どう書けばいいのかがわからないものが多い」
 
「自分の中にスタンダードがないために、作品を書いても客観視出来ず、どこが足りないのか、何が不自然なのかさえ掴めない」
 
そんなあなたにオススメです。
 

とにかく勉強がしたくないあなたへ

 
面白いストーリーを書くためには、練習と時間が必要です。これまでも何とかがんばって書き上げたのに、期待していたほどの反応がなく、イライラした記憶があるかもしれません。それどころか、最初の一行を書くときに詰まったり、文章の途中で手が止まったりした経験も……。
 
軽い挫折を繰り返しているうちに、あなたはこんな考え方をするようになってはいませんか?
 
 
面白い物語を書くために勉強しないといけないのはわかるけど、まずは誰かが楽しんで読んでくれたという実感がないと、勉強のモチベーションも上がらない。
 
そもそも勉強している時間なんかない! とりあえず家族や友人に軽く褒めてもらえるレベルでいいから、まずは何か書かなければ。
 
今回の作品は習作だから、まずは誰かの感想が聞きたい。だからひとまず「普通の」ストーリーが出来れば十分だ。
 
文学には正直あまり興味がないけど、作家になるためには面白いストーリーが必要だ。
 
 
あなたの今後のためにはっきり言っておきましょう。
それでは人が喜んでくれるストーリーなど書けません(笑)
 
なぜならあなたは面白い物語を書くための訓練の仕方を誤解しているからです。あなたはそれを例えば筋力や持久力のトレーニングとか、あるいは単語や文法の例文の暗記みたいな感じの勉強だと思っているに違いありません。
 
面白いストーリーを書くための訓練はもっと楽しくて、もっと夢中になれて、もっともっと感動に溢れています。その練習自体があなたの人生観を深め、あなたを幸福にしてくれます。
 
物語を書くということは、その物語に触れるすべての人の心を揺さぶる行為に他なりません。まずはあなた自身が胸を震わせてストーリーを紡ぎ、次はそれを読んだ人が気持ちを動かされ、その読者の感動するさまを見てもう一度あなたの魂が満たされるのです。
 
このサイクルが完成した時、それが悲しみであれ笑いであれ苦悩であれ怒りであれ、あなたはストーリーテリングによって他人の数倍も(数十倍かも)豊かな感情を味わえるのです。
 
そのためにはまず、正しく読むことが大切です。読んだ物語の面白さを正確に把握し、その本質を理解しなければ、同じ感動を再現することすら難しいのです。
 
そこであなたにご紹介するのがこちらです。
 
『神々の火を盗め! 
  ~短編の達人から学ぶストーリー構成技術講座』
 
この講座では、あのO・ヘンリを始めとする大作家たちが生み出し、世界中の人々が何十年も読み継ぐことによってあらゆる言語に翻訳され磨き上げられた、名作短編の不滅の面白さのエッセンスを分析しています。
 
ここにはあたかも民俗舞踏や伝統芸能、あるいは武道の『型』のような合理的な必然のシステムが開示されています。
 
それは一見「テンプレート」のように見えるかもしれませんが、全く違います。テンプレートで作れるのは時系列の前後関係に過ぎませんが、物語の型が内包しているのは人間の内面にまで及ぶ因果関係なのです。
 
従って、ここで紹介されている物語の型にあなたが生み出したオリジナルの登場人物をあてはめていくだけで、面白い物語が一瞬で出来上がるわけではありません。
 
「もう、ゼロからストーリーを書く必要はない!」だの「展開を考える苦労は消滅する!」だの「読んだ人から必ず絶賛される!」だのというワケの分からない煽り文句を言うこともあり得ません。
 
しかし、何か本当に面白いものを作りたい、という高い志を持っているのであれば、とても効果的な講座です。
 
この講座には16本の物語分析動画が収録されています。ファンタジー物語の王道の歩き方も、大逆転が連続するコン・ゲームの鉄則も、ラブロマンスの情熱と高潔も、正義の味方を渋く描くための秘訣も、思わず背筋が凍りつく恐怖の演出のコツも……ここにあります!
 
あなたが面白い物語を書く必要に迫られたときはいつでも、これらの『物語の型』の中から自分のテーマに合ったものを選び、イメージを広げると同時にロジックを矛盾なく整えることが出来るでしょう。
 
そして、そうやってじっくりと自分と向き合い、しっかりと対話したほうが、結局は面白いストーリーを作る最短のルートを走ることになるのです。
  

神々の火を盗め!

 
何十年経っても、世界中の人々が愛し続け、リスペクトして止まない名作の数々。
 
その圧倒的な魅力を自分のものにするために……
 
『伝説の名作』から面白いストーリー作りのポイントを抽出。こうすればあの感動が確実に再現できる、という秘訣が動画とテキストで具体的に学べます!
 
かつて少数のメンバーだけに販売された1年間の動画セミナーが、7週間に凝縮され、スマホでもPCでも受講できる短期講座になりました。
 
『神々の火を盗め!  ~短編の達人から学ぶストーリー構成技術講座』
講師:ぴこ山ぴこ蔵(今井 昭彦)
 
その内容は……
 

この講座では、毎週2本(最終週は4本)の動画とそのテキストをメールで配信します。ご購入後に届くご案内メールに従って、あなたのメールアドレスを必ずご登録ください。もしお忘れになっている場合は確認のメールを送らせていただきます。―― あらすじドットコム事務局

Week1 ファンタジーの入口
 
私がO・ヘンリの作品から好きなものを選ぶとすると3本の指に入る傑作が『黒鷲(ブラックイーグル)の失踪』ですが、まさに狐につままれたような、なんじゃそりゃ? という肩透かしをくらう話です。しかしそれはこれをウェスタン活劇だと解釈するから。実は『「黒鷲)」の失踪』は、伝統的なスタイルに則った驚くほど典型的なファンタジー・ストーリーなのです。これぞまさにファンタジーの王道、大西部の平原に立ち上った一瞬の陽炎なのであります。
 
この作品は、言ってみれば、ホラ吹きの酔っ払いの気まぐれが周囲を巻き込んで大騒ぎになってしまう話であります。しかし、その本質はむしろ、退屈な人生に刺激的な冒険とヒーローになる可能性とをプレゼントしてくれる旅の魅力の物語なのであります。黒鷲は異世界の旅で何と出会い、何を変化させたのでしょうか。これさえ知れば、もうファンタジー作りは怖くありません。
 
Week2 コン・ゲームその1(入門編)
 
ジェフリー・アーチャーの小説『百万ドルを取り返せ』。映画で言えば「スティング」や「だまされてリヴィエラ」、タランティーノの「ジャッキー・ブラウン」、私の大好きな「ペーパームーン」など、騙しだまされたぶらかし、どんでん返しが次々に起こる、まさに詐欺師たちの最強決定戦とでも呼ぶべきジャンルがあります。それがコン・ゲーム。
 
O・ヘンリ『にせ医師物語』もまさに典型的なコン・ゲーム小説。特別な呼び名があるぐらいですから独特のルールに則ったジャンルだということができます。今回はそんな「コン・ゲーム」を創作するためのコツについて解析してみたいと思います。
 
それは「騙しあい」の物語の基本技術。読者をたぶらかすための仕掛けとはどんなものか? まさにコン・ゲームの奥義とでもいうべきこのテクニックを知ると、あなたの指はむずむずして、詐欺師の話やスパイ物語が書いてみたくてたまらなくなりますのでご注意ください。
 
Week3 コン・ゲームその2(上級編)
 
第3週の動画講座では、もう一つ別のコン・ゲームの名作短編について解説しております。こちらはO・ヘンリ『にせ医師物語』から80年後に書かれた作品ですが、同じような伝統的な詐欺手法を素材に「ヒッチコックの懐刀」と呼ばれた男がもう一つひねり上げた傑作です。そこには実に粋な仕掛けが……。これぞミス・ディレクションのお手本。きっとあなたに新たな武器を授けてくれます。
 
2本の短篇小説を比べれば一瞬で理解できる80年分のミステリー技術の進化を解説します。
 
コン・ゲーム。それはまさに「裏のどんでん返し」とも呼ぶべき高度なスキル。『登場人物』が『読者』を騙すという禁断の仕掛けです。表のどんでん返し10タイプでは語らなかったこの秘密のテクニックについて、ついにぴこ蔵が解説します。
 
Week4 女と男と罪その1
 
『都市通信』という一人称で書かれた作品をご紹介しましょう。発表されたのは1910年ですから、今から1世紀ちょっと前に書かれた作品です。しかし、この作品には現代社会といささかも変わらぬ「男と女」「正義と悪」についての問題が描かれています。
 
さて、この物語の中核を為しているのは「ある殺人事件」であります。この話が一人旅行者の視点でハードボイルドに語られます。のんびりした典型的な南部の都市が舞台なのですが、その表面的な退屈さを削ぎ落とすと、数多の火傷しそうな秘密が潜んでおります。その謎を解いていくうちに、南部を流れる泥河の淵辺に地方都市の持つ匿名の哀愁がひたひたと満ちてくるのです。
 
どんな技を使えば、最大のドラマを引き出すことが出来るのか? 小道具の使い方や人間関係の組み立て方を詳細かつ具体的に分析します。
  
Week5 女と男と罪その2
 
前回の『都市通信』と同じく「私」という男の一人称を使って語られるハードボイルド短篇の名作を解析します。しかしこちらは、現代アメリカのミステリー作家の手になるものです。2つの作品には74年という月日の隔たりが存在します。
 
その間に世界のミステリーのマインドはどうなったのか? 現代ではありきたりの「正義」で満足してしまうと、悪への思索の深みのなさが、作品を現実よりも退屈なものにしてしまいます。懐古的という評価を避けたければ、時代によって大きく変化する罪と罰と恋愛の基準を知っておきましょう。
 
また、もう一本の動画講座では、ちょっとひねったラブコメディをご紹介しましょう。作品のタイトルは『伯爵と婚礼の客』。短編にぴったりのサイズのどんでん返しが炸裂するおしゃれでラブリーな恋の駆け引きなのであります。この「型」を作るのに必要なのは2つの嘘。その使い方さえ身に付ければ、あなたも今日から恋愛魔術師になれます。
 
Week6 反撃とタブー
 
第6週の1本めは、ぴこ蔵が最も愛するモダンホラー作家の短編サスペンスです。"Run, run, run as fast as you can. You can't catch me..."という歌がモチーフになっているこの作品は「やられたらやり返す」タイプのストーリーです。『三幕構成』というスタイルを意識することで、非常に分かりやすく分析することが出来ます。
 
そして2本めは短編ホラーの名作をご紹介しましょう。映画にもなっていますが、ホーンテッド・ホテルものの決定版です。余計なことは書かずに、恐怖感を煽るのに必要な要素だけを集めて確実に構成しており、「怖い話」を語るためのテクニックがきっちり詰まった作品です。
 
これらの佳品を2,3日かけてじっくり読み解き、そこで使われている1つ1つの技術を解析するだけで、あなたのストーリーテリング能力は恐ろしく進化します。現代エンタメ・テクニックの真髄を御覧ください。
 
Week7 ヒーローと悪党
 
短編の達人に学ぶストーリーの構成技術。最終週は、O・ヘンリの中でもぴこ蔵がいちばん好きな作品をご紹介しましょう。作品のタイトルは『荒野の王子様』。正義の味方の物語です。ともすればヒーローの大活躍ばかりに目が行きがちなジャンルですが、正義の味方モノの見せ場はアクションばかりとは限りません。もちろんエンタメですから、華やかなドンパチによって読者や観客を喜ばせることは必要です。ただし、それだけでは不十分なのです。というよりも、優先順位で言えば、その部分はずっと下位になります。切った張ったの派手な剣戟シーンが出てこなくても英雄的な行為は充分に描けるわけです。
 
むしろ、ヒーローの物語の「魂」と言うのは、被害者がどれだけひどい目に会ったか、という話であり、そんな被害者を救うためにヒーローがどんな行動を取ったのか、という点です。犯罪者集団がたった一人の女の子を救出しに行ったっていいんです。出自や現在の地位はどうでもいい。ヒーローの条件はただ一つ。他人の痛みを感知する能力に長けていることです。ヒーロー物とはまず第一に「義憤」を語るべきストーリーなのです。間違っても、薄っぺらな悪を口実にした、破壊衝動を満足させることによる雑なカタルシスなんぞがヒーローの目的にならないように注意しましょう。
 
人生は苦い。その苦味は主に不運と言う天候や不公正という土壌から滲み出ています。だから誰も悲しみから逃げられない。すべての人生は苦いのです。ところが、にわかには信じられないかもしれませんが、大声で叫べば必ず誰かが救けにやってきてくれるんです。なぜなら、それが人間ってものだからです。困っている人を見たら黙っていられないものなんです。悪が私たちの心の中に住んでいるように、善もまた私たちが生まれつき備えている特質なのだと思います。だからこそ人生には生きる価値があるのであります。そして、誰もがヒーローになれるのです。
 
あなたもそんな読んだ人に元気を与える作品を書いてくださいね。
 
なお、最終第7週には、web上で長年公開してきた「アイキイの惚れ薬」の解析動画講座(全3本)も付けてあります。すでに視聴したことがあるかもしれませんが、折に触れてはぜひ何度でも繰り返しご覧ください。一度や二度では理解しきれない深みを持っているのが名作短編小説です。見る度にきっと違う発見があることをお約束します。
 
 


 
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神々の火を盗め!
 ~短編の達人から学ぶストーリー構成技術講座』
            講師:ぴこ山ぴこ蔵(今井 昭彦) 14800円

 
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