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「面白いストーリーの作り方」

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【面白いストーリーの作り方】
2017.07.25
 

「面白い物語」は一人じゃ作れない

 
■書くこととは読むことです
 
こんにちは! あらすじドットコム(http://www.arasuji.com/)のぴこ山ぴこ蔵こと今井昭彦です。今年もまたクレイジーな夏になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 
これだけ暑いと柳田国男先生の「遠野物語」を片手に人里離れた山奥にマヨヒガでも探しにいきたくなりますなあ。Amazonのkindle版青空文庫なら無料だし。
 
さて、私ぴこ蔵めも何冊か電子出版しているので肌で感じるのですが、読み放題サービスが始まって以来、電書作家にとってはなかなかいい環境が整ってきています。
 
kindleにかぎらず、楽天koboなど様々な電子出版サービスでも、無料の専用アプリを使ってスマホやPCから本を読むことができます。おかげで最近は、読みきれないほど大量に、有名な漫画の第1巻(無料キャンペーンでゲット)をスマホで持ち歩いております(笑)自分の好きな作品や作家を見つけ出すためのインデックスとして活用させてもらっているのです。
 
元々は「絶対!紙の本」派だった私も、使えば使うほどその便利さにハマっていく電子書籍。せっかく作品を書くのであれば、あなたもこのシステムを活用しないと本当にもったいないと思います。
 
そこで、この夏に始動した『お話作ろう会(0874296χ)』では「課題作品を提出して電子書籍を出版しよう!」をテーマに、物語を書くきっかけがないあなたにハッパをかけます。ぜひあなたもご入会ください。
 
●ぴこ蔵がすべてを捧げる至福の物語創作支援サークル
「お話作ろう会(0874296χ)」
今月の入会申し込みが始まりました。

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■【ストーリーの作り方】物語を構成する3要素について
 
これまでに何度も言ってきたことですが……
【目的を追う主人公が、邪魔する障害物と戦って、変化する】
 
物語をこの「型」にはめ込むことによって、テーマがシンプルに把握できます。それはあなたの作ったストーリーでも既存のお話でも同じこと。
 
その時、目的や障害物が一つだけに絞り込めなかったり、変化の部分が分からなかったりすることはありませんか?
 
そういう時は「作者の言いたいこと」がたくさんあるわけです。内包する複数のテーマをきちんと理解するために、いったん複数のストーリーラインごとにこの「型」に分けてはめ込んでみましょう。これによって、意味付けがごちゃごちゃになっていた物語展開もすっきりと整理されます。
 
例えばおなじみ「桃太郎」。
 
序盤で「桃から生まれた」桃太郎には、他にも「鬼退治」や「お宝獲得」、そして「家来をゲット」などの名場面があります。それを先ほどの「型」に当てはめて、中盤以降のストーリーラインを一つずつテーマ分けして分類してみましょう。
 
そもそも桃太郎には3つの野望があります。人生の目的と言ってもいいでしょう。それは「名声を手にしたい」「富を得たい」「権力を持ちたい」の3つです。男のロマンですねえ(笑)ギラギラしております。そこに着目しながら分析すると……
 
1:【人々を救けたい桃太郎が、天敵の鬼を打ち破って、無名人から英雄になる】
2:【翁と媼に楽をさせたい桃太郎が、鬼を降参させて、裸一貫から財宝を手に入れる】
3:【鬼が島を攻略したい桃太郎が、きびだんごで人心を掌握し、風来坊から将軍になる】
 
各テーマの大きさというか優先順位としては、1>2>3という並びになると思います。
 
「桃太郎」はあくまでも英雄譚なので、最も基本的なあらすじは1ということになります。
 
その大筋に、貴種流離譚としての桃太郎序盤の出生の秘密が絡む2(成功譚)が連動し、さらにその重要な登場人物である翁と媼が桃太郎に授ける魔法の力「きびだんご」による3(立身出世譚)が関わってきます。
 
中盤以降ではこの3本のストーリーラインが以下のように組み合わさっています。
↓↓
(1:人々を鬼の脅威から救いたい)(2:育ての親である翁と媼に孝行したい)と願う孤独で無名な主人公・桃太郎は、(1:2:鬼を退治する)ために(3:きびだんごで軍隊を組織する)ことで強大な敵を倒し、(1:英雄となる)(2:財宝を手に入れる)(3:家来を従える)という夢を果たして故郷に凱旋するのであった。
↑↑
もしもあなたが作っている物語のストーリー展開が複雑で分かりにくくなっているのなら、上記の「型」に従って、ストーリーラインを要素ごとにシンプルに分類してみましょう。
 
行動の目的や動機は素朴なほど力強くなります。このぐらい単純化してもなお説得力を持っていなければ、物語の軸はすぐにブレてしまうでしょう。
 
あなた自身の「桃太郎」は、ヒーローのはずなのに恋愛にこだわったりしていませんか? 孝行者の設定なのにいつの間にか権力者になろうとしていませんか? 
 
分かってやっているのなら見事な「変化」ですが、作者が気付かないうちにキャラが変わっているとしたらそれは「暴走」なのであります(笑)さっさと進行方向を修正しないと話が終わらなくなりますよ。
 
さあ、今すぐチェックしてください!
 
 
■ぴこ蔵に訊け!
 
●私はメモを取りながら話を聞くのが苦手です。メモしている間に次の話を聞き漏らすかもしれないと思うと怖くて字を書くことに集中できません。しかし、そのせいで後から大事なポイントを思い出せなくなってしまうのではないかと思うと今度は逆に恐ろしくなります。実際、一所懸命いろいろな人の話を聞いて回っているのになかなか自分の作品が書き上がりません。
 
結局のところ自分の中に何も残っていないような気がします。作家になるには取材も必要だと思いますが、要点を押さえた必要最小限のメモを取るにはどうすればいいのでしょうか? (福岡県・カーフブランディング吉武さん)
 
▲ぴこ蔵です。私はスティーヴン・キング大師匠や楳図かずお大先生から、人生の大半は恐怖から出来ていることを学んできた人間であります(笑)。だからあなたのお気持ちはよく分かるのです。人は何かを手に入れる歓びを求めるよりも、手に入れ損なう恐怖感のほうを忌避するのであります。
 
また、メモを取らない人には「今ここで身に付けてしまいたい」という気持ちがあり、性急に結果を求める傾向が強いようです。しかし、皮肉なことにそういうタイプの人ほど「作品が作れない」という悩みを抱えているものです。
 
なぜ作品が書けないのかと言うと「全ての情報を即座に身に付けて完璧な作品を創作しなければ……」という焦りが創作への集中を妨げているからだと思われます。
 
完璧主義というのはあながち悪いことではないと思いますが、構想の段階で完璧を目指しても無理です。それにも関わらず完璧にこだわる心理には「穴があると批判される」→「自分の能力が低いと評価される」→「馬鹿だと思われる」→「傷つく」という独りよがりな恐怖心が窺えます。
 
作品と自分とを混同しているのです。そうすると「面白い物語を考えるぞ!」というよりも「完璧な作家にならなければ……」と間違って考えてしまう場合があるのです。
 
作品の出来の良し悪しとあなた個人の能力とは何の関係もありません。失敗作をたくさん書かなければ成功作は生まれません。ダサいものを書き、笑われ、反省する。それが修行というものです。
 
ところが、修行が足りない人は、作品を書く目的を「自分が作家になるため」と考えてしまいがちなんです。大事なのは「読者に面白がってもらうため」なのに。
 
書くというポーズだけを追い求めると、夢を追いかけているようで、実は追い込まれてしまいます。マインドはとても大事ですけど、とりあえずすぐにやらなければならないのは具体的アイデアの獲得です。では、そのために取るメモには何が必要なのか? 
 
大事なのは精神論や抽象論を割愛することです。具体的な技術だけに絞って、可能な限りそれらをまとめるための質問を相手にぶつけることで、メモすべき事柄はぐっと少なくなるはずです。
 
「相手の言うことをよく聞く」というのを「黙って何でもメモする」ことだと思ったら大間違いです。「よく聞く」というのは「メモを少なくするために質問する」ということです。そのためには自分に必要な情報に敏感であること、つまり自分がやりたいことを明確に把握しておくことが重要なのです。
 
 
■刺激による相乗効果が始まっています!
 
お話作ろう会(0874296χ)
会員さんから嬉しいメールをいただきました(>ω<)
 
「ぴこ蔵先生
本日は個人セッションありがとうございました。
自分が悩んでいるところや強みを指摘してもらえて
心が軽くなりました。
自分の課題も具体的に指摘していただけたことも
自分にとって、とても有意義な時間となりました。
ぴこ蔵先生がマスターヨーダに見えてきました。
(あんなシワシワではないですがw)」
 
あなたの物語はあなた自身です。一般論で解決できる部分もありますが、コアとなるテーマはあなただけの哲学であり美学でなければ他人には伝わりません。本人が心からそう信じているからこそ説得力を持つのです。
ところが、自分だけのテーマを物語にした瞬間、全然面白くない話になってしまうことがよくあります。物語が面白くならない原因の大半は、そもそもの喩え話のアイデアが退屈だからですが、こればかりは自分だけでは判断しづらいものです。
 
プロの作家や漫画家に編集者が付くのは、作品を「客観視」する必要があるからです。そこには作者一人では気づかない落とし穴や死角が潜んでいるのです。
 
創作は孤独な作業ですが、最後まで一人だけで完成することは出来ません。信頼できるブレーンがいるのといないのとでは、スピードも完成する確率も、狙いの精度も肝心の面白さも、大きく変わってきます。
 
あらすじドットコムでは「お話作ろう会(0874296χ)」という創作サポートシステムを開設しました。2週間に一度配信される「演習課題」を提出すると、web会議システムや電話によって、ぴこ山ぴこ蔵から直接アドバイスが受けられます。
 
お話作ろう会(0874296χ)に入れば、きっとあなたの進むべき道が見えるでしょう。もう創作の荒野で呆然と立ち尽くすことはありません。フォースの共にあらんことを!
 
 
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誰かに読んでもらう。
支え合える仲間を持つ。
 
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