物語が作れない人の共通点

こんにちは、いつも読んでくださって本当にありがとうございます。ストーリーデザイナー、ぴこ山ぴこ蔵です。
 
あらすじドットコム読者の皆様から「ストーリーが途中で破綻する」という悩みが多く寄せられ、ぴこ蔵は長い間その理由を研究しておりました。
 
そして、ついに分かったことがあります。
 
ストーリーが連続せず途中で破綻してしまう理由は、明快なプロット(因果関係)がないことにあります。原因と結果という流れがうまく連動していないからなのです。
 
では、なぜみんなそれを作らないのか?
その理由はまた意外なところにありました。
 
私の元に送られてきた数百のご質問を検証した結果、ある共通した問題点が見えました。それは大半がストーリーとプロットを混同しているという事実でした。
 

ストーリーとプロットの違い

ストーリーというのは感覚や感情を表現する部分であり、プロットというのは筋書きを支配するパートです。その違いは因果関係のあるなしです。
 
さらに言えば、ストーリーは読者に想像させるために書くもので、プロットは読者を納得させるために作るものであります。
 
ところが多くの方が、ストーリーを短縮したものがプロットだという勘違いをしていたのです。
 
そのために、本来は原因と結果がうまくつながっているかをチェックするという機能を持たせるべきプロットで、直接お互いに影響のないエピソードやキャラクターの話をしてしまい、肝心の因果関係が曖昧なままになっていたのです。
 
つまり、みなさんは絶対に書くべき設計図をちゃんと作っていなかったというわけなのです。これでは一瞬たりとも読むのを中断できないという面白いストーリーを語りきることは不可能だと言えるでしょう。
 
あなたの作品には本当のプロットが用意されていますか? 原因と結果が織り成す一筋の鎖はありますか? 
 
これを作らなければエンターテインメントとして読者を納得させることができません。
 
 

物語実力チェック

今すぐあなたの作品の次の項目をチェックしてください。
  
・話が連続しない
・しょっちゅう場面が変わる
・いつまでたっても中心となる事件が始まらない
・エピソードが孤立している
・結論がない
・話に山場がない
・伏線が張れていない
・オチがない
・結局何の話だったかよくわからない
・会話ばかりである
・バトルシーンがあっても何のために戦っているのかはっきりしない
・問題が解決されない
・敵の正体が分からない
 
そんな悩みが1つでもあったら、それはプロットが上手く作れていないという明らかな証拠です。あなたの物語に因果関係はありますか?
 
美しい物語世界や魅力的なキャラクターは設定済みなのに、ストーリーに出来ない……。
 
それもまたプロットが組み立てられていない所以です。
美しいイメージ同士が連動し、次のエピソードにつながるからこそ物語は躍動します。つながりがなければただの幻覚にすぎません。白昼夢のように意味もなく浮かんでは消える儚い感情の残滓みたいなものです。
 
それでは読者や観客をぐいぐい引き込むというドラマの妙味は生まれてきません。
 
どんなカテゴリーのどんなネタであっても、ストーリーというものを筋立てて語るためにはきちんとした設計図が必要なのです。
 
 

ストーリーが続かないと悩んでいるあなたへ 

ストーリーテリングが下手だという人は、話がすぐにぶつ切りになるために、登場人物の視点をひんぱんに切り替えるという荒業に頼りがちです。 
  
そうなると、話が脇道に逸れてばかりで、ちっともメインのドラマが進展しません。 
  
苦労して作ったあなたのストーリーは、一筋の川のようにスムーズに流れているでしょうか? 途切れ途切れの話では読者はのめり込めません。 
  
プロット作りとは因果関係を連鎖させていくという作業です。出来事がスムーズにつながっていないと話の筋が見えにくくなり読者が混乱してしまいます。 
  
例えば、ドミノ倒しをイメージしてください。あなたの物語に足りないのはこの「ドミノを倒すための連鎖」なのです。
  

 

 
それでは、いかにしてそんなドミノ倒しを引き起こすか? 出来事を次々に連鎖させるためにはどうすればいいのか? 
 
そこでご紹介したいのが、バラバラのエピソードというドミノを一筋に並べるための方法です。
 
「そんなもん好きに並べて置けばいいんだろ」と思うかもしれませんが、人を楽しませるというのはそんなに楽な作業ではありません。
 
ドミノとドミノとの間の距離や、カーブでの倒れ方を計算した上での角度の持たせ方など、そこにはある法則というべきものが存在します。
 
キャラや世界観は作れるのに1本筋の通った物語が紡げない……
 
これまでも、創作という荒野の遭難者のために、ぴこ蔵&ブンコの師弟コンビがさまざまな創作テクニックをお伝えし、あなたがストーリーテラーになるためのマインドを構築し、スキルを確立するお手伝いをしてきました。
 
そして今回、いよいよ新作の登場です。
 

PIKOZO&BUNKO(ぴこ蔵&ブンコ)シリーズ

 ぴこ蔵師匠が弟子のブンコちゃんの悩みに答えて物語創作の具体的なコツを徹底的に指導するというおなじみの爆笑掛け合いに「マジ分かりやすすぎ!」「忘れかけていた物語作りの楽しさがフツフツと湧き上がってくる」「これで書けなかった青春にリベンジだ!」という評価も次々にいただいております。

物語創作講座

PIKOZO&BUNKOシリーズ
シーズン1

「アイディアをストーリーにできないあなたへ ~因果関係の作り方」
5,800円(税込価格)
 
プロット作りの方法論を実際のライブ授業の映像とワークシートによって、具体的にはっきりと理解していただけます。 

【講座の内容】
●創作メソッド+レジュメ+ワークシートPDF
●しりとり物語特別授業映像(YouTubeで限定公開中、1本10分強の動画を4本ご覧いただけます)
●しりとり物語・実例サンプル動画2本
 ※PCのみならずスマホでも視聴していただける形式でダウンロード販売中です。

 

 

誰でも速攻でストーリーをサクサク進行できる

チョー納得のぴこ蔵&ブンコ簡単解説 

PDF教材では、誰にでもすぐに面白い物語が作れる“ストーリーデザイン”のスキルを、ぴこ蔵&ブンコの掛け合いで楽しみながら身につけていただけます。
 
特に、プロットの本質である因果関係を、ここでしか学べない2つの秘術を尽くして分かりやすく作り上げていきます。
 
 

アイディアをストーリーにできないあなたへ 

ストーリーが器の上に積み上げられた「月見だんご」だとしたら、キャラや世界観という個々のアイディアは「バラバラのだんご」です。お客さんに出すためにはだんごに串を通して1本にまとめる必要があります。
 
アイディアをストーリーにできないとしたら、それは串に相当するプロットがないからです。
 
ではここでもう一度、ストーリーとプロットとの違いというものを確認しておきましょう。
 
雰囲気やイメージ、キャラクターの個性など、物語世界を構成する全ての要素を含んだものがストーリーです。
 
ストーリーでは、時間軸に沿ってその出来事が起こった「前後関係」が示されます。出来事同士の関係性よりも、どちらが先でどちらが後かという時系列上の順番が重視されます。
 
プロットというのはそんなストーリーにおける「因果関係」だけを抽出したものです。
 
実例として、日本が誇るお宝マンガ『ドラえもん』から「ネンドロイド」という作品のプロットを見てみましょう。(出典:藤子・F・不二雄/小学館 てんとう虫コミックス「ドラえもん 第35巻」)
 
▼ぐうたらなのび太はお手伝いや宿題をしたくない
▼だから、自分の身代わりに変身して動いてくれる粘土製ロボット「ネンドロイド」をドラえもんから借りる
▼だから、ネンドロイドでいろんな人の身代わりを作って自分の用事をやらせる
▼だから、暇になったのび太は誰かと遊びたくなる
▼だから、ネンドロイドでしずかちゃんの身代わりを作る
▼だから、入浴大好きしずかちゃんのネンドロイドは、さっそくお風呂に入って溶けてしまう
 
こうして原因と結果が「だから」という接続詞でつながっていくのが因果関係です。一つの出来事が次の出来事の原因という関係になります。ある出来事は前の出来事の結果だということもできます。
 
物語を進行する時は、このような因果関係という鎖によってつながっていくストーリーラインが軸になります。出来事が次々に連動することで生まれる変化という動きこそが物語の本質なのです。
 
この時に大事なのは、話を分かりやすく単純化し、物語を進行させる大筋という要点だけを抜き出す意識です。
 
こうしてプロットにしておけばストーリーという全体像をすぐに思い浮かべることが出来ます。大きな修正や加工を加える際にハンドリングしやすいわけですね。
 
ところが、逆に言えば、プロットというものは読んでもそれほど面白い代物ではありません。事実関係だけを淡々と述べている無骨な設計図だからです。
 
作品の面白さや華やかさというものを担当しているのはストーリーの部分なのです。その大半は進行している事件とは直接関わりのない部分です。
 
それは例えばキャラクターの強い個性であったり、人間らしい悩みであったり、美しいイメージやそれに伴う繊細な感覚だったりするわけです。
 
例えば「ネンドロイド」は使用者の髪の毛を突き刺すことでその個性をコピーできるという道具です。そこでのび太は、優等生の出来杉くんの髪の毛を使って作ったネンドロイドに自分の宿題を、力持ちのジャイアンのネンドロイドにはお母さんの肩たたきを代行させます。
 
これらのエピソードは、ネンドロイドという道具の特徴を説明するための具体的な事例です。この作品の魅力はまさにここにあります。
 
読者が思わず「ぼくだったらネンドロイドはこう使うな」と考えてしまうこの部分こそがストーリーのコアだと言えるでしょう。
 
しかし、プロットにその情報は必要ありません。話をオチに誘導するための因果作りというプロットの役目には直接関係ないからです。
 
プロットというのはストーリーの一部分であり、キャラや世界観などのさまざまな要素をつなぎ合わせるための串です。そして、要約すればほんの数行で収まるものです。
 
ただし、これが固まっていないとストーリーが終わらない、非常に重要なパートです。プロットがなければ物語という形にならないわけです。
 
しかも、編集者に説明したり、梗概を書いたりする時には、プロットを「超短編小説風」にまとめなければなりません。(三幕構成に従って書いたものをトリートメントと呼びます)他人に一つの筋の通った話として認識してもらうためには絶対に欠かせないものなのです。
 
あらすじドットコムでは、この「人に見せて説明することが出来るレベルのプロット」をあらすじということにしています。
 
実際にアイディアを作品化するという段階になったら、まずはこのあらすじを完成させましょう。
 
出来れば、簡単なセリフや描写を入れてトリートメントの段階にしておくことで、物語全体のトーン(調子)や雰囲気がさらに伝わりやすくなります。
 
 

バラバラのエピソードでも因果関係が構築できる

最も分かりやすい方法「しりとり物語」

特典付録は、2016年4月、日本工学院で開講した“しりとり物語”講義映像。全3時間に及ぶ授業の核心部分だけを抽出し約45分間に圧縮した、ここでしか視聴できない因果関係構築メソッドです。
 
プロット制作法にはさまざまな種類があります。関係者は「今回の“しりとり”を題材にしてらくらくとプロットを構築していく方法には目からウロコが10万枚落ちます」と自信を覗かせております。 
 

因果関係を作るために 

プロット制作とはまさに「因果関係」を組み立てる作業です。一つの出来事が何かの原因となり、別の何かの結果となるように連動させましょう。 
  
そして、因果関係の力によってバラバラの出来事同士をつなぎ合わせるのが「しりとり物語創作法」です。 
  
ただし、そのスキルには感覚的な部分が多く、ニュアンスが充分に伝わらないとフィーリングがなかなか理解できません。 
  
そこで、その全てが分かるぴこ蔵の授業映像を撮影し、動画講座を制作しました。 
  
この動画を視聴することで、あなたも“ぴこ蔵LIVE講座”に参加していただけます。 
  
ぴこ蔵LIVEでは、毎回ユニークな制約下でストーリー作りを競わせる「χ1(カイワン)グランプリ」など実験的な創作術を世に送り出してきました。
 
中でも“しりとり物語創作講座”は、15年1月を皮切りに、代々木、多摩南大沢、大阪などで開講。また15年4月、16年4月には日本工学院八王子専門学校で2年連続開催している大人気の実践講座です。

「しりとり物語」受講生のご感想を紹介します。

自分一人ではやはり考えが固まってしまい広がらないところをうまく飛び越えられたと思います。他の人も自分と同じように苦しみつつ頑張ってるんだなあと思います。(S・Yさん/男性) 
 
自分が思いつきもしなかった単語でも、最初のコツ的なものを掴めばスルスルとストーリーを作っていくことができました。ひとりでやっていると大抵コツを掴むまでに挫折してしまうので(笑)。その感覚を実感として持てたことは大きな財産になったと思います。キャラクターの背景のふくらませ方も目からウロコでした。(H・Sさん/女性) 
 
頭に負荷をかけ「はじめから終わりまで」とにかく作り終えるという達成感が快感でした! なぞなぞや大喜利のようで疲れましたが不思議な満足感がありました。(Y・Hさん/男性)
  
アイデアを出していくといつも拡散してまとまらないので、うまくまとめられるように訓練していこうと思いました。(T・Jさん/女性)
 
無理やりこじつけると、予想外の発想ができるのが面白かった。時間を決めてやるというのも苦し紛れで新しい発想が浮かび、効果的だった。(F・Kさん/男性)
 
無理やり(逆しりとり)単語から物語を創作したわけですが、イマジネーション次第で、それなりにストーリーは考えられるものだな、と知ったことです。何か筆を動かしていると何とかなるような気になってきてしまいました。発見いたしました。(M・Uさん/女性)
  
予想外の展開、発展が体験できた。楽にストーリーを作ることがわかった。(H・Aさん/男性)
 
しりとりの単語はなかなか出なかったけれど、出してしまえば(腹をくくれば)道筋をつけるのは楽しかったです。これからどう脚本に生かしていくか。楽しみになってきました。(I・Mさん/女性)
 
しりとりで出てきた単語をあらすじにおとしこむのが面白かった。(しりとりの無茶ぶりが激しすぎて)(H・Hさん/男性)
  
キーワードから無理くりストーリーをつなげたら、いつのまにかラストまでいけた。恋の話になったのは面白かった。(I・Mさん/男性)
  
無理やりとは言え、エピローグまで物語のあらすじを書くことができたこと。頑張ろうと思えました。ありがとうございます。(T・Hさん/男性)
 
同じ方式で、別の物語に活かすことができそうです。(S・Aさん/女性)
 
うまくいかなかった体験からも創作のヒントが得られた。話の作り方の基本を感じられた。(K・Tさん/男性)

Q:授業映像をDVDやダウンロードではなくYouTubeで視聴するのはなぜか? 
A:まずは販売価格を抑えるため。そして、時間をかけずにすぐにお届け出来るため。さらに、PCだけでなくスマホからでも御覧いただけるようにと考えました。一人でも多くの方にこの創作メソッドを役立てていただきたいと思います。 
  
Q:支払方法を教えてください。 
A: クレジットカード(VISA, Master, American Express )、コンビニ決済をご利用ください。