物語作家になる最短の道

作者として進化するために、あなたが最初になすべきことは、自分が尊敬し世界中も認める大作家の名作の技法を再現することです。

何はともあれまずは名作として評価の定まった短編小説をじっくり鑑賞してみてください。これは面白いと思う作品が見つかったら、今度はそのストーリーを解析しましょう。

どの部分が、なぜ、面白かったのか? どういう流れで面白いと感じさせられたのか? その仕掛けを徹底的に調べ上げて名作の謎を解明するのです。名人のアイデアを盗むのです。盗むというのは、自分の作品の中で同じ技術を再現することです。

キャラクターや世界観と異なり、あらすじには著作権は認められていません。面白い物語には展開のパターンが少なすぎて、共有を認めなければ人類はストーリーを作れないからです。

つまりあなたの最優先事項は、この数少ない面白い物語の法則を身につけること。そして、面白さの本質を再現することです。あなた自身の能力に自信が持てなくても大丈夫です。文豪や大作家の書いた名作に使われている「ストーリーの法則」はその面白さが世界中で証明されていますから。

面白い作品を作りたければ、まずは面白い作品を見つけてください。そしてその面白さを盗んでください。これが面白いストーリーを作るための最短の道です。

神々の火を盗め!

何十年経っても、世界中の人々が愛し続け、リスペクトして止まない名作の数々。その圧倒的な魅力を自分のものにするために……

この講座では、あのO・ヘンリを始めとする大作家たちが生み出し、世界中の人々が何十年も読み継ぐことによってあらゆる言語に翻訳され磨き上げられた、名作短編の不滅の面白さのエッセンスを分析しています。

『伝説の名作』から面白いストーリー作りのポイントを抽出。こうすればあの感動が確実に再現できる、という秘訣が動画とテキストで具体的に学べます!

ファンタジー物語の王道の歩き方、大逆転が連続するコン・ゲームの鉄則、ラブロマンスの情熱と高潔、正義の味方を渋く描くための秘訣、思わず背筋が凍りつく恐怖の演出のコツなど、16本の物語分析動画が収録されています。

あなたが面白い物語を書く必要に迫られたときはいつでも、これらの『物語の型』の中から自分のテーマに合ったものを選び、イメージを広げると同時にロジックを矛盾なく整えることが出来るでしょう。

 

短編の達人から学ぶストーリー構成技術講座

★冒険の本質は帰り道にある
ファンタジーを書くのならば、あなたは異世界の扉を開け誰も見たことのない国へ旅立たなければなりません。ところが、物語を書き上げるために最も大事なのは「どうやって現実世界に帰ってくるか?」なのです。この講座ではあなたに物語を終わらせるためのポイントを教えます。
★人生に必要なのは真実ばかりとは限らない
作者が自分の思いを一方的に語るのではなく、読者を思ってもみなかった場所まで連れ出すための物語。それがコン・ゲームです。あなたは美しい言葉で読者を関心させるのではなく、秘密とトリックを駆使して読者を騙すことに力を注がなければなりません。人の心理の裏を読み取り、あっと驚かせるための技を教えます。
★ラブストーリーには罪の意識がよく似合う
愛が成就したとたんに恋が終わる物語。それがラブストーリーです。読者はひたすらに二人が結ばれることを祈るでしょうが、作者であるあなたは、絶対に上手くいかないように邪魔しぬいてください。読者の気持ちを燃え上がらせるための不運な恋の仕掛け方を教えます。
★逆転がなければやってられない
疲れを癒すのはハッピーな話だけではありません。日常生活で溜め込んだ鬱憤を一気に晴らしてあげるのがサスペンスです。毎日の退屈でつまらない暮らしを恐怖の力を借りてスカッと一発逆転します。ギリギリまで追い詰められるからこそ分かる開放感の仕組みを教えます。
★ヒーローと悪党とあなた
あなたの物語のゴールは話を上手くまとめることではありません。その物語を読んだ人が主人公に憧れ同じような行動をとる。それが作者の目的です。あなたのヒーローは天に成り代わって悪を成敗し、弱者をしっかり救っていますか? 悲しくてくだらない現実を本当に変えてしまう、そんな物語の力をあなたに授けます。
ご感想をいただきました。
 毎回楽しく拝読でき、作品作りに意欲をかきたてられる講座だと思います。 私の場合、ショート小説作りを志したものの何から手を付けてよいものやら見当がついていない状態でした。この講座は作品がジャンルごとに解説されているので自分が何に興味があるのかを考えるきっかけにもなりました。
名作を丁寧に解説されているので、作品の世界観を把握するのに大いに役立ちました。さらに構造まで理解できるので自分がショート小説を書くのに参考となるヒントがちりばめられています。小説を書きあげて、受賞を目指す人には必須の講座ではないでしょうか。
(PN:遥 弘樹さん)

テレビや映画で面白いお話を見ては、自分でも何かすごいものを作れるのではないか?
と誰しも必ず一度は思ったことがあると思います。
しかし…
「さて、面白いお話作るぞ!」
…こう意気込むのですが、いざ書こうとなるとまるで筆が進みません。

今まで僕は「お話作り」は天から降ってくるアイデアで
身を任せれば絶対出来る!と思い込み、
真剣に「お話作り」には向き合っていなかったのです。

藁をも掴む思いで「面白いお話の作り方」を探し、
ぴこ蔵さんのサイトを見つけました。
とてもわかりやすく、メキメキと「お話作り」の基礎力がついていくのが
分かります。
そこで更に欲が出た自分は、もっと「お話作り」のテクニックを知りたい!
と思い、ぴこ蔵さんのホームページで紹介されていた
本講座『神々の火を盗め!』にたどり着きました。

本講座はぴこ蔵さんのサイトで教わった基礎力などに加え、
更に面白い何かを身に着けたい!
色々な種類のお話の作り方を知りたい!
という人にもってこいの講座だと思います。

ジャンル別の作り方や構成技術はもちろん、
正義や悪、タブーといった奥深い部分についても触れることが出来ます。

動画も付いていますので、まずはこちらを見てからPDFなどのテキストで
すんなり復習が出来ます。

講座で得られる用途的には、自分の作風の幅やテクニックを間違いなく広げられることです。

また企画系やアイデア出しなどの仕事をされる方も様々なアプローチで説得をするという点で使うことができ、
人を驚かし楽しませる、という点で普段の人との会話でも、
「この人のお話は面白いなぁ~」といった感じで自然と応用でき役立つと思います。

もしも「お話作り」で迷っている方がいたら、間違いなくためになる講座です!
(PN:ポンタさん)

『神々の火を盗め』を小説作りの参考程度の気持ちで申し込みました。ところが今まで私がやってきたストーリー作りが如何に自己流で非効率なやり方だったのか思い知らされました。Oヘンリーは多作の名手ではなく小説の基本形を編みだした天才だった。人間の感情と行動を熟知して面白いストーリーを生み出す型をフル活用していたのです。私も早速この型を活用して面白い作品ができました。感謝です。
(PN:スーチーさん)
iPhoneに保存して、移動中に音声だけ聞いたり、時間が空いた時に動画を見させてもらっています。
過去の素晴らしい作品の構造や面白さのポイントが、とってもわかりやすく解説されています。すぐに自分の創作活動に活用できる内容なので、とても重宝してしています。
(PN:バズーカしげぞうさん)
 とても良かったです。お話を面白く書くために、作者がどういうテクニックを使っているかということを理路整然と説明されていて、毎週楽しかったです。自分が書きたいジャンルは何なのかを知る参考になります。特に誰の視点で書かれているのか、とかを意識する事で自分にも面白い作品が書けそうな気がしました。
(PN:エケコさん)
コンゲームに興味がある人に、特におすすめだと思います。
「ウソをつく人」に対するイメージを利用したり、複数の動機をつくることで、より面白いどんでん返しになったり、勉強になる点がたくさんありました。それから動画とテキストの両方があって助かりました。動画→テキストの順で観ることをお勧めします。
テキストだけを先に読むと、なかなかピンとこないというか、頭に入りづらかったのですが、動画での解説を聞いた後に、テキストを読むと大切な部分がしっかり書いてあって、自分用にまとめるのに役立ちました。
(PN:えりさん)
講座は、O・ヘンリ作品を中心に、時にはS・キング作品やその他の作家の作品も取り上げられます。まずストーリーのあらすじを紹介するので、読んだことがない小説でも大丈夫です。あらすじを紹介したうえで、ポイントとなる部分をぴこ蔵師匠が解説してくれます。あくまで短編の講座です。それでも、そのエッセンスは、長編にも応用できるのではないか、と思います。
(PN:ストーリー寺さん)
この講座のおかげでプロデビューできました。
デビュー後もプロットを立てる時、特にショートショートや短編などを考える際には何度も見返しています。
いろいろ書いているけど、求めるものにあと一歩遠い、と思っている方に強くおすすめします。
(PN:katieさん)

「ストーリーがうまく作れない、最後まで完成できない」そんな悩みをお持ちのあなたにおすすめです!