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私は「面白い物語」を作る方法を研究しています。
そういうとほとんどの人が「ほえ?」という顔をします。
そして必ず半笑いを浮かべます。
やむを得ぬことではあります。
私だって好きこのんで面白い話を研究しているわけじゃない。
縁側でお茶をすすりながら日がな一日
面白くもない他人の噂話をして暮らせればそのほうがなんぼ楽か。
ですが、私はすでに知ってしまったのです。
面白い話を簡単に作る秘法を。
そしてそれをいったん知ってしまうと、
使わないわけにはいかないのです。
もう二度と面白くない話は出来なくなるんです。
ああ、面白い話の作り方など知らなければ良かった。
我が呪われし人生よ。
ほら、あなた今また失笑しましたね。
ちっとも私のいうことを信じておられないご様子なので、
これからちょっとだけ説明したいと思います。
面白い話はホントに簡単に作れるんです。
それを説明するために突然ですが確認させてください。
あなたにはこんな「書けない悩み」がありませんか?
●仕事で「ウケるプレゼンやれ!」「ストーリーを考えろ!」などと
よく言われるが、面白いストーリーって何なのか
さっぱりわからないっす。
●才能も、書いてみたいアイデアもあるのだけれど、
時間がなくてなかなか物語にできないの。おほほほ。
●俺様は昔から物語とやらを書いてみたいとは思っている。
また、書けば芥川賞ぐらい必ず取れるのはわかりきっている。
ただどうやって書けばいいのかがよくわからないだけだ。
●物を書くことに憧れはあるのだが、文才がない。全くない。
●途中までは書くのだが続かない。ダイエットと一緒。
●書いたものを読んでくれる人が一人もいないんだよ。
●一生懸命書いているのだが、ちっとも面白くならない。
●同人誌やサークルなどで作品を発表しても、
結局読んだ人の「好き嫌い」で批評されてしまい、
ムカつくだけで全然参考になりゃしねえ。
●小説講座やシナリオ教材は高価な割りに実践的でなく、
その通りにやろうとしても具体的なことがさっぱりわからない。
実は、これは全て、以前の私の悩みでした。
物語を書き始めた頃、私は物語を頭から順番に書こうとしていました。
主人公を決め、そのキャラクターを決め、舞台を決め、
季節感や外見の描写にこだわり、登場人物を決め、
一つ一つのセリフに長い時間をかけカッコよく磨き上げ、
そして…
事件が起こるのをじっと待っていました。
しかし、
いつまで待っても事件は起こってくれませんでした。
どんなに完璧な主人公を立て、味のある脇役を配しても、
1個80円のあんパンひとつ盗まれやしませんでした。
面白い物語を作らないと誰も読んではくれない
私は作家になりたかったのです。
みんなに自分の才能を誇りたかった。
大したヤツだと言われたかった。
腕組みをしたり、眉根にシワを寄せたり、
高価な万年筆を取り出して色紙に
「中年老い易くガクガク鳴りっぱなし。膝が。」
などと書いてみたりしたかったのです。
誰も思いつかなかったようなトリックと衝撃に満ち満ちた小説を
全世界に向けて次々に発表するべく、私はペンを走らせました。
何か名のある大賞を受賞したときのために、
新聞紙上で発表する「受賞者のコメント」さえも
すでに用意していました。
国外と国内のメディア用に何パターンも(全部日本語でしたが)。
それなのに、私の原稿用紙上で事件が起こることはなかった。
私の書くのは、例えアクションシーンであっても、
登場人物の誰かが主人公に向かってパンチではなく
お説教をかましているようにしか思えない、
とても躍動的とは言い難い場面ばかりでした。
私の哀れな主人公は「ほう」とか「むむっ」とか「かなりの線で」とか
「完全にやられたって感じですね!」などと威勢良く相槌をうつばかりで、
しかもそれはだんだん削られていきました。
(さすがに自分で自分にうつ相槌は書いていて空しくなってくるので)
いつしか私は、自分で物語を書くのが嫌いになってきました。
「あ~あ、こんな才能のない俺の代わりに、
面白いストーリーをささっと作ってくれるロボットはいないもんかな」
と半ば真剣に思うようになりました。伝説の男・三年寝太郎の再来です。
面白い物語かどうかは書く前にすでに決まっている
そこで、ぐうたらな私は研究を開始しました。
テーマは
「誰が読んでも面白いストーリーを、
最低限の努力と時間でほとんど自動的に作れて、
しかもその物語はオリジナリティーに富んでいること」
こんなことを他人に言っても確実に
「いいねそれ、出来たらボクにも売ってちょんまげちゃんプリプリ」
などと揶揄されるのが目に見えていたので、私は黙って研究を続けました。
仕事柄、かなり大量の娯楽小説を読む機会に恵まれ、
しかもその小説の構成に気を使わねばならない業務だったので、
いつしか私は「あらすじ」で考える癖を身につけていました。
それから、お空をいくつもの白い雲が流れ、
ビルの谷間に何百本もの虹が立っては消え……。
そんな暮らしが20年続いた頃、私は一冊の本と衝撃的な出会いをしました。
ハウツー本ではありません。小説です。ちょっと前に映画にもなりました。
その本には娯楽小説を書く上での最大のヒントがあったのです。
私はこのことに気づいたとき、衝撃で腰が抜けそうになりました。
読んでいない方は必ずお読みください。
その本の題名とは……
トマス・ハリス著 「レッド・ドラゴン」
この小説には、あるどんでん返しがあります。
私が衝撃を受けたのは、どんでん返しそのものではなく、
「そのどんでん返しのために、全てが計算して作りこまれている」
ということでした。
読んでいる最中、
私はこの物語の設定にハマりにハマっていました。
快楽殺人者である犯人の狂気、彼を育てた異常な環境、
そしてそんな彼と恋に落ちる盲目の女性。
残忍で冷酷な連続殺人と、
甘く切ない恋愛が共鳴して奏でる
美しく、苛烈なストーリー。
中でも強烈に覚えているのは、
盲目の女性の視点で描かれた犯人とのデートのシーンです。
二人は、動物園に、麻酔を打たれて眠っている虎を触りに行くのです。
本物の虎の筋肉や毛皮を撫で回し、その体臭を嗅ぎ、体温を感じる。
彼女は視覚以外の全神経を使って、虎を鑑賞し、味わい、理解します。
読んでいるこちらも陶然としてしまうほどの体験でした。
そして驚くべきことに「レッド・ドラゴン」では、
そんな磨きぬいたエピソードの一つ一つが全て、
ラストの数ページのために構築されていたのです。
恋愛も、憎しみも、義務も、正義も、
この小説に登場してくる人物とそのエピソードは、
すべてがどんでん返しのために作られていたのです。
そのことに気付いた瞬間、私の物語への見方が完全に変わりました。
すべてをどんでん返しの衝撃のために構築したこの物語が
これほど美しいなんて。
エンタテインメントとはこんなに厳しい制約の下で書かれるのか。
いや、むしろ、この制約こそが独特の世界を生み出しているんじゃないか。
すげええええ~っ!!!
何度も言いますが、ぜひ一度、お読みになってください。
読み終わったら、詳しく分析することをオススメします。
なぜそのシーンが必要なのかを確認しながら再度読んでみて下さい。
あなたの物語観が変わると思います。
これ以上の詳しい内容紹介は、完全にネタバレになりますので
ここでは書きません。
面白い物語を作るなら「どんでん返し」をまず作れ!
そして私は、この「レッド・ドラゴン」のおかげで、
究極の『書けない悩み解消法』を編み出してしまったのです!
その技とは…
もうおわかりですね。
「どんでん返しから作ってしまえ!」というものでした。
もちろん私は決して全ての物語作家がこれを使うべきだとは思いません。
ただし、これは私が現役のライター生活の中で必要に迫られて学んできた
実践的な物語創作のためのエキスが濃縮されています。
最低限、人前に出して面白く読んでもらえるレベルの物語が創れるように。
また、すでに存在し、広く使われている技術と同じモノを、
初心者がわざわざ時間をかけて作ってしまう無駄を避けられるように。
そんな想いを込めて構成しているのがこの「あらすじ.com」なのです。
すでにある技術を利用して、しかも、
すぐにでも新しいストーリーを作る必要がある人には
かなり便利にお役に立てるはずです。
もちろん、その鋳型に皆さんをはめようと思っているわけではありません。
しかし、もしあなたがプロのストーリーテラーであるならば、
このサイトで学べる程度の水準は
絶対にクリアしていなければならないと断言できます。
ところが実際には、この段階まで達していない作品が流通しています。
はっきり言ってそういう作品の大半は知識不足です。
そのままではもったいない!
あと一歩で激変するあなたの作品
★なぜあなたの主人公には今ひとつ魅力がないのでしょうか?
→ 最初から完璧すぎて「成長」しないからです。
★なぜあなたのストーリーはいつまでたっても完成しないのでしょうか?
→ ゴールを決めないまま書きはじめるからです。
★なぜあなたの作品は読者の胸を感動で震わせられないのでしょうか?
→ 感動のための“ちょっとした仕掛け”を作っていないからです。
★あなたは、あなたの物語がどんな構成を持っているか一言でいえますか?
◆オチと意外な結末を一緒くたにしていませんか?
◆伏線とサイドストーリーの違いはわかっていますか?
◆物語の要請ではなく自分の好みだけで登場人物を設定していませんか?
◆文章量を増やすために無理やりエピソードをふくらませていませんか?
◆主人公が次にやるべきことは見えていますか?
物語作りには鉄則があります。
必ず最初に考えておかねばならないポイントがあります。
主人公の成長、事件のきっかけ、意外な結末、タイムリミット…。
そして、その最重点要素が「どんでん返し」です。
人をあっと驚かせ、感動させる、面白い物語を作りたいのなら、
まずはこれをバッチリ決めるのが早道です。
私はそんなどんでん返し付きの面白い物語の作り方を研究し、
あらすじ製造のノウハウを教えている男です。
あらすじ.com ぴこ山ぴこ蔵
面白い物語創作講座
神は細部に宿ると言う。
小説はディテールを書き込むことで「人間」を描写する。
「人間」さえ書けていればトリックやどんでん返しやオチなどは必要ない。
「人間」さえ描けていればそれだけで充分面白い。
ただ、それを書くのがむずかしいのだ。
長い地道な描写の修練と、人間観察の手間、
そしておそらくは豊かな詩の才能が必要だ。
ところが、私には時間がない。
応募したい大賞の締め切りまであと3ヶ月。
あるいは、発表会まであと1ヶ月。
もしくは、オリジナルストーリーのプレゼンが明日の朝に迫っている。
正論には納得するが、実際のところ、私は追い詰められている。
手間はかけられない。締め切りは才能以前の問題だ。
一刻も早く、誰が読んでも面白いストーリーを
ひねり出さねばならない状況なのだ……。
これは、そんなあなたに贈る散文的で実践的な創作講座である。
もちろん物語を作るのに「これが正解だ」などという方法論は存在しない。
人生に模範解答がないように、創作にも無限のやり方がある。
ただし、これがエンタテインメント作品となると事情は少し変わってくる。
娯楽に求められるのは、まず第一に「面白さ」だからである。
つまりこれは、
「娯楽として供されるストーリー」の作り方を研究する
『面白い物語創作講座』なのである。
これを読んでいるあなたは今、
故あって物語を作る必要に迫られているはずである。
大賞への応募作を書くためかもしれないし、
次の発表会でオリジナルの芝居を演じるためかもしれない。
または仲間と映画を撮るのかもしれないし、
あるいはただ自分の力を試すためかもしれない。
まず大事なのは、あなたが書こうとしている物語が
「面白くなくてはならない」ということである。
誰もがそれを読んで面白がってくれなければ困るのだ。
多少の前衛的手法は許されるが、あまりにも実験的なテクニックは
読者に敬遠されるリスクが大きいことを忘れてはならない。
基礎的な知識不足による稚拙さは言わずもがなである。
また、その物語は妥当な時間・分量内で収められなければならない。
小説ならば文庫本1冊分程度、
映画で言えば2時間程度という許容量の枠がある。
あなたはその中で、違和感なく物語を展開させ、
読者や観客をストーリーにぐいぐい引っ張り込み、
あっと言わせたり笑わせたり泣かせたり感動させたり
恐怖におののかせたりしなければならないのである。
しかも、書き上げるのに10年も20年もかけられるわけではない。
長くても1年後、短ければ明日の朝までに、などという締め切りがある。
このように、あなたが作ろうとしている物語には
実にさまざまな制約があるのが実情だ。
書き始めるのは簡単そうに見えるが、
最後まで書き終えられる人はとても少ない。
自己満足だけでは乗り越えられないのが創作の壁なのである。
では、初心者が物語を作ることはらくだが針の穴を通るほど難しいのか?
……実はそうでもない。
物事にはやり方というものがあるのである。
速い球を投げるにせよ、魚をたくさん釣り上げるにせよ、
何事にもセオリーがあり、攻略法というものが存在するのが
人の世の常なのである。
もちろん面白いストーリーを作る上でも同じなのだ。
楽しく素早く物語を創作するために有効なのは「型」である。
古き歴史と因習を愛し「型」に則って行動することを美の規範としていた
日本においても、
伝統的文化の断絶が著しい昨今はこの「型」を軽視する人が多い。
しかし、それはとんでもない考え違いだと言わねばならない。
「型」とは、先人が試行錯誤を重ねた挙句に発見した法則であり、
多くは最も合理的なハウツーである。
叡智であり奥義である。
こと物語の創作において特に顕著な傾向だが、
オリジナルであろうとする気持ちが強いが故に、人は模倣を嫌う。
しかし、そのことによって合理的な筋道や定石を知らぬまま、
わがままや自分勝手を芸術だと錯覚する愚に陥りやすいのも確かである。
「型」とはそんな「好き嫌いで物を作る」レベルから脱却するための
客観的な視点を持つことの出来るツールなのだ。
あらすじ.comが提唱するのは
「起承転結」の「転」から物語を作るやり方。
いわゆる「どんでん返し」をストーリーの核に持ってくる方法である。
先に「転」を作るこの方法は、
目的地を定めてから旅に出る効率の良さと共に、
物語に「面白さ」を生み出すための
伏線やサブプロットを作りやすいという利点がある。
初心者で、ストーリーの作り方がわからないという方は、
まずこの型を学ぶことで、
物語構成の基本を体系的に身に付けることが出来るだろう。
手順を重視することでストーリーの合理的な流れが理解でき、
破綻することなく語れるようになるのである。
そして何より、実際に最後まで物語を完成することが出来る。
また、すでに自分の「型」を持ち、
それを使うことで支障なく創作ができる方もいらっしゃることであろう。
しかし、もしかするとあなたにもっと適した創作手順があるかもしれない。
いつもと違う「型」を試すことは、
あなたの物語作りのバリエーションを増やすことになることだろう。
たくさんの「型」を知ることの重要性は、
むしろ日々の創作に追われるプロフェッショナルにこそ
理解されやすいのではあるまいか。
さあ、あなたの席の準備をしておいた。
よろしければご一緒に焚き火の前に座って、
尽きることのない人生の神秘を語ろうではないか。
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【条件と手順】 いよいよ核心にせまる!
「自動あらすじ製造エディタ」プレゼント!
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自動あらすじ製造エディタついに復活! 皆様の熱いリクエストに応えて3年ぶりの復活! |
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2010年夏の新規塾生募集は終了しました。 |
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大前貴史さんの第2弾漫画!
「シロクロ」が月刊ヤングジャンプ(4月28日発売)に掲載されます!
うれしいご報告が届きました!
以前あらすじ.comでご紹介した漫画家、
大前貴史さんの新作漫画「シロクロ」が
月刊ヤングジャンプ5月(MAY)号に掲載されます!
ぜひお読みください!
発売日は2010年4月28日(水)
祝!週刊ヤングジャンプ本誌掲載&優秀賞受賞
大前貴史さん、おめでとうございます!
YJ本誌に載るという事で嬉しいやら恐ろしいやら不思議な感じです。
ぴこ蔵師匠には感謝感謝です。
約一年半前に出会い大きく流れを変えてもらったと思ってます!
短いコメントでは語りきれませんが
まだまだ目標の途中
これからも苦悩し血反吐はきながら
人を楽しませるための物作りが出来るようがんばります!(笑)
大前貴史
またしてもうれしいご報告をいただきました
大前貴史さんの野球漫画「まっすぐ!」が
2009年3月5日発売の週刊ヤングジャンプ(集英社)に特別読みきりで掲載!
大前さん、ついに本誌デビューですね!
これからもますます頑張ってください!
目指せ、レギュラー!
……なんて軽く書いてしまいましたが、
ヤンジャン本誌に掲載されるのがどれだけ大変か。
不断の努力と厳しい自己管理があればこその快挙です。
本当におめでとうございます!
作家や漫画家を目指す方はたくさんいらっしゃると思いますが、
こうやって結果を残していく方には不思議と、ある共通点があります。
それはまたこのサイトやメルマガでおいおいお話したいと思っています。
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